賀茂小学校にて福祉体験学習が開催されました

 10月29日(木)、青少年赤十字(JRC)加盟校である福岡市立賀茂小学校にて、小学4年生128名を対象とした福祉体験学習が開催されました。

 今回は、福祉体験をとおして、地域には障害がある方や高齢者の方などさまざまな方がいて、お互い支え合って生きていることに気づき、地域のバリアフリーや自分にできることについて考えることを目的として実施しました。
 1クラスをアイマスク体験と車いす体験の2つに分けて、交互に体験を行いました。

 アイマスク体験では、視覚障害の方に対する支援の仕方と配慮すべきことについて学びました。
 子どもたちは2人1組で、一方はアイマスクをつけて白杖(はくじょう)をもち路面上にある障害物を検知しながら、もう一方は誘導者として周りの様子を分かりやすく声かけをしたり手で握るところを導いたりしながらコースを歩きました。

 子どもたちからは、「コースを教えるのが難しかった」「周りに何があるか分からないから、怖かった」などの感想がきかれました。

 授業を担当した職員は、「白杖を頭上50cm程度に掲げる『白杖SOSシグナル』は、助けを求めるシグナルです。このシグナルの有無にかかわらず、困っている人に勇気を出して声をかけられるようになってほしい」と話しました。

常に声かけが大事 白杖SOSシグナル
白杖でマットの位置を確認しながら いすの背もたれの位置を、手で誘導して伝える

 車いす体験では、車いすの機能や使用時の注意点、支援の仕方について学びました。
 子どもたちは2人1組で、一方は足に重りをつけて車いすに乗り、もう一方は車いすの広げ方・たたみ方からコース上でのおし方、段差の昇り降りを行いました。

 子どもたちからは、「重りをつけると足が重くて、歩きづらい」「足が重いと腰も痛くなる」「段差のところで車いすを持ち上げるのが難しかった」などの感想がきかれました。

 授業を担当した職員は、「車いすは、乗っている人の足のかわりになるものです。乗っている人に常に声かけをしながら、やさしさと思いやりをもって車いすを扱えるようになってくれたら」と話しました。

車いすの扱い方を説明 段差は少し持ち上げてスムーズに
協力し合って重りを装着 衝撃がないよう慎重に降りる

 現在、福岡県内の小学校221校(31%)青少年赤十字加盟校として活動を行っています。(令和2年10月15日時点)

 青少年赤十字の活動は、「これをしなければならない」といった義務のようなものはありません。日本赤十字社が提供する教材や資料を自由に活用し、学校教育のひとつとして展開することができます。

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