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蜷城小学校 青少年赤十字研究推進校発表会 開催

 6月26日、青少年赤十字(JRC)加盟校である朝倉市立 蜷城(ひなしろ)小学校で、青少年赤十字研究推進校として3年間の実践をもとに研究発表会が行われました。蜷城小学校では、毎年6月26日を「水害記念日」と位置づけ、昭和28年6月下旬に発生した西日本大水害についての学習会を行っています。


研究発表会前に披露された子どもたちの合唱。

 当日、学級ごとに開かれた公開授業。5年生の教室では、隣接する美奈木神社の内藤宮司が ゲストティーチャーとして招かれ、西日本大水害時の話や、当時のJRC活動について子どもたちからの質問に答えられました。児童の中には、おじいちゃん、お父さん、自分と3世代で青少年赤十字という家庭もあり、蜷城の地で代々受け継がれている青少年赤十字を目の当たりにすることができました。
 今でも地域で様々な奉仕活動を行われている内藤宮司。JRCを卒業しても続けられる理由について「"気づき・考え・実行する"気持ちを忘れなければ、いつでも、どこでもできるんだよ」と語られました。

 6年生の教室では、日赤福岡県支部の田中事業部長もゲストティーチャーとして授業に参加し、赤十字の活動や集めた募金がどのように役立っているかについて話をしました。授業中、子どもたちから「ビデオレターを使って直接交流を持ちたい」など、積極的な意見も寄せられました。

内藤宮司をゲストティーチャーに招いての公開授業 福岡県支部 田中部長によるJRC活動と日赤の活動についての授業

青少年赤十字活動と蜷城小学校

 青少年赤十字活動は、将来を担う青少年が赤十字活動に参加することを通じて、命の大切さを学び、やさしさと思いやりの心を育むことを目的として、「健康・安全」、「奉仕」、「国際理解・親善」を実践目標に、学校教育の中でさまざまな活動を行っています。県内では、幼稚園・小・中・高校などの合計226校が学校や学級・クラブ活動などの単位で加盟しています。
 蜷城小学校では、西日本大水害の際、校舎に隣接する美奈木神社の境内にイタリア赤十字社による救護所が開設され、国内からもたくさんの救援物資や励ましの手紙が届いたことに勇気をもらい、あたたかい善意に対する感謝の気持ちを、蜷城の町で受け継ごうと、翌年、青少年赤十字に加盟。以来60年間で、歴代の青少年赤十字団員は、2,686名を超え、水害の記憶とともに活動を受け継いでいます。
 今年2月には、結成60周年を迎え、今度の活動の継続発展に向け新たなスタートをきっています。