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笑顔を引き出すボランティア~90歳、まだまだ現役でボランティア活動中~

 今津赤十字病院介護奉仕団「しおさい」でボランティ活動をされている鈴木ミツキさんへ、日本赤十字社から長年の奉仕活動に敬意を表し、金色有功章が授与され、7月30日、今津赤十字病院において表彰式が行われました。

 今津赤十字病院の藤井弘二院長より楯式有功章を受け取り、鈴木さんは「話をして患者さんが笑顔になってくれると嬉しい。これまでボランティアをさせていただけたことに感謝しています」と、同じボランティアメンバーのしおさいの皆さんや、今津赤十字病院のスタッフにいつもの温かな微笑みを向けられました。

 「今日も美味しく食べてくれてありがとう」昼食を終え、鈴木さんが語りかけると、80歳の女性はうなずき笑顔を向けられました。鈴木さんは、25年という長い年月、患者さんの声に耳を傾け、時には話し相手になったり、食事の介助を行ったり、認知症ケアを続けられています。「毎週火曜日は、ここ(今津赤十字病院)の日と決まってるの。病気もないし、この歳まで続けて皆さんに迷惑をかけていないか心配だけど、健康が続く限りはさせていただきたいの」と語ると、その言葉に、同じしおさいの奉仕団メンバーから、「鈴木さんは私たちの目標だから、負担にならない範囲で続けていただきたいと思ってます」との声があがりました。
 同病棟の白木看護師長からは、「鈴木さんがいらっしゃると病棟内が温かな雰囲気になって、患者さんたちも落ち着かれます。認知症の患者さんは今のことは記憶が乏しいですが、昔のことはよく覚えて話をされます。戦時中や戦後など体験した人でないとわからない気持ちなど、同世代である鈴木さんによく話をされています。私たちには出来ないことなのでとても助かっています。もしかしたら病院のスタッフより鈴木さんの方が長いかもしれませんねぇ。いつもありがとうございます」と日頃の感謝を伝えました。
 ボランティアをしたいと思われた理由について尋ねると、「私は、昔も今も人に支えてもらっているから、ボランティアをすることは自然なこと。ここにくることは私の楽しみなの」と笑顔を浮かべられました。