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東日本大震災における対応(第13報)

救護班派遣終了のお知らせ

 7月4日の熊本県支部救護班の帰還をもって、九州各県の日赤支部からの医療救護班の派遣を終了しました。派遣中は多くの方々よりご支援・ご声援を賜り、ありがとうございました。

 日本赤十字社では、このたびの広域にわたる未曾有の大災害に対し、岩手県・宮城県・福島県などの被災地へ全国から迅速に救護班を派遣しました。(7月15日現在までに800班を派遣)
 私たち日赤福岡県支部は、本社の調整のもと、災害発生の翌朝、宮城県石巻市に第一次医療救護班17人を派遣し、その後も九州各県の医療救護班が途切れることなく交替しながら、被災地で診療活動を行いました。
・九州各県支部救護班   56班 414人
・うち、福岡県支部救護班 14班 115人
 ※救護班に帯同するこころのケア要員を含む

 石巻圏の多くの地域では既存の医療機関がある程度復旧してきたことから、九州からの派遣は終了いたしました。しかし、一部の地域では、医療機関が津波により破壊され再建の目途が立っていないところもあります。このような地域については、北陸・中部など比較的近くの県の日赤支部から、現在も派遣を継続しています。

こころのケア活動は継続中

 被災者の精神的な負担の軽減を図るこころのケアについては、依然として必要性が高く、長期的な活動が求められていることから、現在も福岡県支部から派遣を継続しています。

石巻圏での日赤福岡県支部の医療活動

~石巻赤十字病院支援~

 人口約22万人の石巻市圏域では、災害発生当初、石巻赤十字病院を除くほとんどの医療機関が津波のため診療不能に陥りました。石巻赤十字病院には患者の搬送が一手に集中。私たち救護班は廊下やホールに所狭しと並べられたベッドで次々と運ばれる患者の対応にあたりました。

~石巻圏の避難所を巡回~

 災害発生当初、石巻圏には300ヶ所以上の避難所がありました(合同救護チーム調べ)。私たち救護班は、その一つ一つを訪問して診療活動を行いました。行く先々の避難所では、衛生環境の調査や要介護者の把握なども行いました。これらの情報は石巻赤十字病院の合同救護チーム本部に集約され、さまざまな対策が打ち出されていきました。

3月15日撮影:組織力を生かした活動を各地で展開 3月16日撮影:石巻赤十字病院の廊下に並べられたベッド
3月15日撮影:夜間も病院への搬送が続く 3月16日撮影:初動期の巡回診療では毎回、診察希望者が殺到