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東北まで あと200キロメートル ~AKANE LINE PROJECTが繋ぐ想い~

 6月20日、株式会社トーン・グラフィックスより東日本大震災への義援金459万2千円が日赤福岡県支部へ届けられました。

 株式会社トーン・グラフィックスでは、東日本大震災後から1カ月、"AKANE LINE PROJECT(アカネ ライン プロジェクト)"をスタート。東日本大震災における被災者支援を筑豊で立ち上げられました。

 "AKANE LINE PROJECT"とは、500円のクラフトテープを1個購入していただくごとに、実費を除いた287円が東日本大震災の義援金として寄付されるというものです。一巻50メートルのクラフトテープを筑豊から東北・仙台までの直線距離1,000キロメートルに相当する2万個を制作し、地元企業や飲食店などの協力を得て支援を呼びかけています。今回、震災2年目を迎えても厳しい状況が続く被災地の状況を受けて、プロジェクトに賛同してくださった皆様の想いをいち早く被災地へ届けたいとの思いから、目標の8割での寄付となりました。


AKANE LINE PROJECTのクラフトテープ 287円を義援金として寄付

 プロジェクトの名前の"AKANE"は旧筑穂町に伝わる筑前茜染に由来。茜染は日本最初の日の丸の国旗を染めた手法で、東北を中心とする東日本で災害が起き、被災された方々に対し、日本人が一丸として動いている今、この筑豊発のシンボルカラーを用い、一丸となって貢献していきたいということから茜色をベースカラーとして使用しています。

 株式会社トーン・グラフィックスの菅取締役は、「東日本大震災を目の当たりにして、自分たちに何ができるか考えたときに、自分たちが現在行っているのは、フリーペーパーの発行とデザイン。その2つを使ってできることを考えた時、このプロジェクトにたどりつきました。その後多くの協力店の皆様が私たちの声に耳を傾けて下さり、東北仙台へ1歩ずつ近づいています。東北を訪れた際、現地の方にプロジェクトのクラフトテープで梱包された荷物が届くようになったという声を聞き、嬉しく感じました。筑豊地域の大学でも使ってもらっており、梱包するだけでなく、自転車等に貼ったりしてデザインテープとしても使用してもらえているようです。このように筑豊の小さな個々の祈りが強大な力になり、この気持ちを風化させないよう目に見える形で残していければと思います」と語られました。
 被災地を訪れた際何度の耳にした「忘れられることが不安」という被災者の言葉が、今でも忘れられないそうです。
 また、筑豊では2003年の豪雨災害により嘉穂劇場が浸水し壊滅的な被害を受け、多くの方からの支援により復旧していく姿を近くで見てきたことも、今回のプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけにもなったということです。


AKANE LINE PROJECTについて熱く語られる菅取締役